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座・twitter連歌 (下書)

twitterで興行中の連歌(@zrenga)記録用

   

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はじめに

ただいま、このblogは結果的に休止状態となっております。

管理者である「郎女」の、連歌に対するエネルギー不足による怠慢が原因です。
申し訳ございません。

Twitterでは引き続き連歌興行は行われております。
興味をお持ちの方は下記リンクをご参照くださいませ。

―――

このblogはtwitterで興行されている連歌についての、途中経過の下書きです。
@zrenga宛に投稿されたものの中から、句のみを随時この下の記事に転記していきます。
手作業で行っておりますので、遅延等はご了承ください。


@zrenga宛リアルタイムの投稿一覧、及び式目、投稿等はこちら
(投句の際は必ず御確認をお願いします。書記としてのアナウンスを行うこともあります)

連歌を捌かれている「私」さまのblog「秘すれば花 暴かれて泥」はこちら。※PC推奨

文責 郎女(@kanoiratsume)
要望・苦情・御意見等は上記までtwitterによるリプライでお寄せください。
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式目

※以下に載せたこの式目は、連歌(@zrenga)の捌きをされていらっしゃる「私」さまのブログ記事に拠っております。


■ 百韻
         
 初折表 123456月8       (1~8)
 初折裏 12345678月012花4 (9~22)
 二折表 123456789012月4 (23~36)
 二折裏 12345678月012花4 (37~50)
 三折表 123456789012月4 (51~64)
 三折裏 12345678月012花4 (65~78)
 名残表 123456789012月4 (79~92)
 名残裏 123456花8       (93~100)

式目
1、四花七月 花は折に一つ。月は面に一つ(名残裏除く)。定座は任意。
2、春秋は、三句から五句まで。五句去り。
  夏冬は、一句から三句まで。二句去り。
3、恋は、 一句から五句まで。二句以上がベター。三句去り。


■ 千句
                            定座なし
 初折表 12345678       (1~8)   花、月一つ
 初折裏 12345678901234 (9~22) _______
 二折表 12345678901234 (23~36) 花、月一つ
 二折裏 12345678901234 (37~50)_______
 三折表 12345678901234 (51~64) 花、月一つ
 三折裏 12345678901234 (65~78)_______
 名残表 12345678901234 (79~92) 花、月一つ
 名残裏 12345678       (93~100)______

式目
1、千句を構成する十の各百韻は四花四月とする。花は折に一つ、月は折に一つ。定座なし。
2、千句一座にわたる一座一句物は、鬼、龍、狼、血、屍、幽霊、天狗などの類のみとし、
  その他の一座一句物は、従来通り各百韻の範囲内で適用することとする。

 その他のこまごました式目については、正風芭蕉流準拠、臨機応変の沙汰。芭蕉翁(永遠の宗匠)は、連歌新式以降の後世の式目書はすべて信用しがたしと断じ自身では式目書を残しておりませんので、『去来抄』『三冊子』『貞享式海印録』など信用のおける俳書にしたがうことといたします。  

 式目以前の基本的な作法は、正風芭蕉流準拠十カ条 に従います。 以上


追記
現在興業中の千句では、四花(折に一つ)四~七月(基本は折に一つ、ただし名残裏を除く面に流れ次第で一つ)。

連歌論議~togetter~

Twitterで@zrengaにて交わされた連歌論に関してのまとめ一覧です。

雪月花と序破急


季移り、他1


季移り、他2




百韻 『野分雲』の巻

第一百韻 『野分雲』の巻
2011.09.05.~09.25.

1 発句 野分雲湧きて急かるる家路かな   秋  草栞
2 脇    すゝきが原のさわぐゆふぐれ  秋  私
3 第三 いつの世も名月はただ待たれゐて  秋月 ね子
4      鄙人さへもときに句を吐く      私
5    遠方の朋集まりて楽となす        栞
6      箸から滑り落つる湯豆腐    冬  ね子
7    ねぇあなた毛皮のコート買っていい? 冬 私
7    省エネで家の中でも着るダウン   冬  私
8      包み隠せぬオーラ立ち出で      栞 両句に
初ウ
9    ワルツ舞ふ仮面の二人刹那とて   恋  風牙
10     前世来世も夫婦なるべし    恋  ね子
11   出任せとおもへどうれし占ひ出      私
12     残り物には福の待つらん       栞
13   行列は流行りの店のAランチ       牙
14     学生気分にかへる古書街       私
15   紙魚の跡辿りてみても一人きり   夏  ね子
16     匂ひ袋に仕舞ふ遺言      夏  栞
17   父母逝きしままの家なり草いきれ  夏  牙
17   深淵に波紋残して岩魚消ゆ     夏  牙
18     少年の日を偲ぶふるさと       私 両句に
19   ポケットに珈琲飴が溶けてゐた      ね子
20     なごり雪さへ何時しか止みて  春  栞
21   青雲を暫し隠せよ花の雲      春花 牙
22     子が吹くシャボン玉の煌めき  春  ね子
二オ
23   何股もかけるところはママ譲り   恋  私
24     初デートには椿姫観る     恋  牙
25   南仏の海へ私も連れてって     恋  栞
26     未知を知ることこそ生きる糧     私
27   萌え萌えと会話を交はすメイドカフェ   ね子
28     持たす土産はえんま帳なり      栞
29   閉ざされし学舎の窓青嵐      夏  牙
30     夕立のなか跳ぶランドセル   夏  ね子
31   夏休み始まるときはえびす顔    夏  私
32     料理自慢の嫁を貰ひぬ        牙
33   けふもまたブログに写真アップして    栞
34     やゝ中毒の紅茶ブレイク       私
35   不知火の揺らめく夜を楽しまむ   秋  ね子
36     くノ一潜む朔日の月      秋月 栞
二ウ
37   菱摘みし池遠くなり家並ぶ     秋  牙
38     中古建て売り表札を見る       ね子
39   転勤は娘の転校を強ひにけり       私 娘(こ)
40     ポストにそっと返す合鍵    恋  牙
41   旧姓の年賀状見てショック受け  新年恋 栞
42     きみ住むかたに澄める初富士  新年 私
43  手に掬ひ雪解の水を味はへり     春  ね子
44    仄かに花の匂ふ気がして     春花 栞
45  蝋燭のただ揺らめく夜受難節     春  牙
46    為して成せるか日本再生        ね子
47  巌壁に怒涛の砕け散る飛沫         私
48    不良少女は髪を黒くし         牙
49  誘惑の逢魔時に身悶える       恋  栞
50    寄る辺さだめずまよふ浮舟    恋  私
三オ
51  記憶なき人を羨むひともゐて        ね子
52    忘年会の幹事頼まれ       冬  栞
53  カラオケの十八番重なり寒に入る   冬  牙
53  星付きの店人疎ら寒きびし      冬  牙
54    懐ぐあひ株価次第に          ね子 両句に
55  団塊の加齢でかはる世のしくみ       私
56    引き取る人の無いハムスター      牙
57  役立たぬ縁もゆかりも断捨離で       栞
58    もとは武士とや旅の墨染        私
59  いかやうな人目しのぶの乱れにて   恋  ね子
60    一途な想ひ色に出にけり     恋  栞
61  即興の曲は何処かで聴いたよな       牙
62    夢の国なるシンデレラ城        ね子
63  こはもても覚えずゑまふ花に月   春花月 私
64    辿々しくも踏む春舞台      春  牙
三ウ
65  蜃楼へ飛んで行きたし念力で     春  栞
66    玄奘の苦労たどるキャラバン      私
67  妖かしの跋扈するらし青き星        ね子
68    道理通らぬ政界の闇          栞
69  表情を変えずに待つは絵札なり       牙
70    逆転なるか王手飛車取り        ね子
71  ぶつぶつと聞こえよがしに妻の声      私
72    たかべの焼けるまでに一杯    夏  牙
73  目に留るノースリーブの白き腕    夏恋 栞
74    避暑地の恋と思ひたくなし    夏恋 私
75  愛人の五人六人まで数へ       恋  ね子
76    博士に返る手帳の記録         栞
77  決め玉を打たれるときの多くなり      牙
78    あれよあれよと神無月入り    冬  ね子
名オ
79  散り残る木の葉すがるや初しぐれ   冬  私
80    駆け出し記者は狙うスクープ      牙
81  リツイートされる噂は真ならず       栞
82    避難袋をもどす押入れ         私
83  缶詰の賞味期限を確かめて         ね子
84    誰に食はすか秋茄子の山     秋  栞
85  意地悪な雲の邪魔する月今宵     秋月 牙
86    水澄むときに死んでゆきたし   秋  ね子
87  芋の露連山影を正しうす       秋  蛇笏
88    最後の授業終へて一礼         牙
89  極上のアルザスワインどうですか?     栞
90    上司にゴマをするも身の為       私
91  セサミンとセシウムときに言ひ違へ     ね子
92    毒も薬も隣り合はせに         栞
名ウ
93  やつがれに冬薔薇とは勿体なし    冬  氷心
94    イブの夜なれば奇跡一つも    冬恋 牙
95  気のせいかモテ期に入り紅を差す   恋  ね子
96    楽屋入りするあなた浮かべて   恋  栞
97  薄氷の下に蠢くもののあり      春  牙
98    花を訪ねて巡る諸国よ      春花 ね子
99  忘れ得ぬ同行二人旅遍路       春  栞
100   肩を揉みあふ温き縁側      春  氷心

百韻『五月雨を』の巻

第十百韻 『五月雨の』の巻
2011.06.01~07.03

1 発句 五月雨の降りてとゝのふ山田かな  夏  私
2 脇    一軒家にて祝ふ早苗饗     夏  草栞 早苗饗(さなぶり)
3 第三 遠方に幼言葉の聞こえゐて        ね子 遠方(をちかた)
4      孫より猫を可愛がる祖父       私 祖父(じじ)
5   一日を無為に過ぐして夜長し     秋  ね子
6     更待月の侘しさに堪え      秋月 栞
7   あはれ蚊を障子の外にみちびいて   秋  私
8     手塩に掛けし弟子の旅立ち       ね子
初ウ
9   マジックのBGM を一新し          栞
10    夢の舞台に乙女らが舞ふ        郎女
11  タカラヅカデートとしては高くつき  恋  私
12    口説いてみればニューハーフなり 恋  ね子
13  水仙の甘きかほりの似合ふひと    冬  郎女
14    石焼薯をやり過ごせずに     冬  栞
15  江戸情緒たづね歩いて路地や辻       私
16    行き止まりにぞ好機潜める       ね子
17  からくりを張り巡らせて古屋敷       郎女
18    人目隠れて棲む小人たち        栞
19  家事すればただと人情大家さん       私
20    新入生は同郷訛り        春  ね子
21  花むしろ守りを頼む知らぬ顔     春花 郎女
22    巣立ち鳥来て餌をついばむ    春  栞
二オ
23  事もなく油揚げなど掻つ攫ひ        ね子
24    金がもの言ふ企業買収         私
25  失敗といふオプションは考慮せず      栞
26    ただ白球を追ひ駆けるのみ       郎女
27  松ばやし木下闇は涼しかり      夏  私
28    物の怪の気に満ち満ちてゐる      ね子
29  丑三つの刻に煌めく五芒星         郎女
30    美神を前に僕となりて         栞 僕(しもべ)
31  新婚の課長定時に帰宅する      恋  ね子
32    月もよしとて急遽合コン    秋月恋 私
33  飲み比べ薦め酔はせる濁酒      秋  栞
34    からりからりと瓢かわきぬ    秋  郎女 瓢(ひさご)
二ウ
35  ガラス戸に陽射しやはらぐ六畳間      私
36    ご飯ですよの声懐かしく        ね子
37  子らの手を引いて訪ねる独身寮       郎女
38    白旗掲げ一時休戦           栞
39  与党対野党にあらず枯野原      冬  ね子
40    うらは無心にゆりかもめ舞ふ   冬  私 うら(浦 and/or 心)
41  空の木にいざ言問はん天の声        栞
42    少女の熱き想ひをのせて     恋  郎女
43  あへぬまゝ月日流るゝ花筏     春花恋 私
44    八十八夜を駆けてゆきたし    春  ね子
45  ゴールデンウィークこそが稼ぎどき  春  郎女
46    句集作りのSOHO倶楽部         栞
47  育メンは仕事半ばに席を立つ        ね子
48    チャイムとゝもに帰るコールか     私
49  教室に携帯電話置き忘れ          栞
50    夜が明けるまでwebでツイート    郎女
三オ
51  essayを作家気取りで書きためて    私
52    つれづれ過ぎてものぐるほしけれ    ね子
53  原文で読めと言はれてみたものゝ      郎女
54    野外シネマで恋のレッスン    恋  栞
55  満月は狼男を誑かし        秋月恋 ね子
56    遠き雲居を走る稲妻       秋恋 私
57  わびぬれて浅茅が宿に辿り着き    秋  栞
58    昔語りに涙雨ふる           郎女
59  同期会かほでわからず名乗り合ひ      私
60    ガキ大将は文部大臣          ね子
61  まあ俺についてこいよと胸を張る      郎女
62    なさねばならぬメダル獲得       栞
63  一日ですつからかんのラスベガス      ね子
64    あだな燭蛾に悔いはあるまじ   夏  私 燭蛾(しょくが)
三ウ
65  井戸水で冷した西瓜いさぎよく    夏  栞
66    叩きて割れば色あざやかに       郎女
67  あらうれし明石の塩がま桜鯛     春  私
68    眼にちらり浮かぶ春愁      春  ね子 眼(まなこ)
69  いもうとも卒業の日を迎へをり    春  郎女
70    謝恩の席に集ふ花の輪      春花 栞
71  幾年の思ひを胸に秘めたまま        ね子 幾年(いくとせ)
72    打てば血がわく祇園太鼓よ    恋  私
73  待ちきれず小路の茶屋に誘ひ入れ   恋  栞
74    団子喰ふ間に入る横槍         郎女
75  すいとんが美味でひもじさ伝はらず     私
76    思ひやらるる夏の節電      夏  ね子
77  それなりの制約がありクールビズ   夏  郎女
78    掟破りのヒーロー出でよ        栞
名オ
79  変身を試みれども我はわれ         ね子
80    ちまたの小町に返す流し目    恋  私
81   短くも美しく燃え露と散る     秋恋 栞
82    残る蛍は君がたましひ      秋恋 郎女
82    月見の酒に酔はされるまゝ    秋月 郎女
83  ほのゆれてうつろひ初むる秋の草   秋  私 両句に
84    浦の苫屋は人影もなし         ね子
85  今むかし藻塩の身をや焦がすとふ      郎女
86    夕餉のけむり立ちのぼりつつ      栞
87  買ひだめもいいものですと冬籠り   冬  ね子
88    積読本を炉辺に読まばや     冬  私 積読本(つんどくぼん) 炉辺(ろべ)
89  寝ては覚め謎解き推理繰り返し       栞
90    パズルの付いた日めくりめくる     郎女
91  仏壇に快気お礼の香焚いて         私
92    昨夜の夢はラベンダー色     夏  ね子
名ウ
93  久方のすがしき寝覚め避暑のやど   夏  郎女
94    窓の向こうはマグリットの絵      栞
95  現世とは何かと問はれ目を逸らす      ね子
96    むゝゝと唸りどつと冷や汗       私
97  奪衣婆の座る番台後にして         栞
98    川面見やれば風きらめけり       郎女
99  晴れ晴れと春を感じて花盛り     春花 ね子
100   ひらりひらりと初蝶の舞ふ    春  郎女

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